
群馬県の 法師温泉〓長寿館に来ている。人里離れた山の中の一軒宿で辺りには新しい雪が残っていた。
一休みしたあと、まずは名物・大浴場の「法師の湯」に浸かる。この湯殿は明治28年の建築で四つの四角い浴槽がある。その浴槽の底は河原のような石ころが敷きつめられ、ところどころに腰かけるのに適切なやや大きめの石がある。そして各浴槽には丸太が一本渡してあり、そこに頭をのせるとちょうどよい具合に湯に浸かれる。ややぬるめの湯だが絶えず底の小石の間から小さな泡つぶがぶくぶくと上ってくる。
実はソコから源泉が湧出しているのだという。尻の下や背中に泡があたる。くすぐったいような、気持いいようなへんな気分である。最近銭湯にもあるジャグジーはひょっとしたらこれがヒントだったのかな?なんてつまらないことを思いながらもゆっくりと温泉を味わった。
とっても風情があっていい所ですネ。
いつもほんとにいい温泉に行かれてますネ。
2階の渡り廊下でしょうか、このアングルでスケッチしたいですネ。赤いポストがええなぁ〜。